サンディエゴタウンがゆく!
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意外と知らないアメリカ留学事情
02/18/19
10年前から変わった留学事情
こんにちは、ロサンゼルス現地留学エージェントBrighter Horizon International (BHI)のYusukeです。
今年のロスは寒波の影響でとても寒く、雨ばかり。LAらしさゼロの気候が続くと、留学に来る学生さん達に申し訳ない気持ちになります。留学生が到着する日は青い空と燦燦と降り注ぐ太陽の下で迎えたいものです。
さて、今年からコラムのタイトルが変わりまして、「意外と知らないアメリカ留学事情」を皆様にお伝えしてまいります。
私が初めてアメリカに来たのが2006年、その頃と今では留学事情は大きく変わりました。
具体的にどういうところが変わったかというと…
① LAの語学学校が少なくなった
私がまだ留学生だった12年前は、日系スーパーなどで手に入るフリーペーパーを開くと所狭しとたくさんの語学学校の宣伝があり、競い合っていました。今ではかなり数が減っています。それだけ日本人留学生が減ったということなんでしょうね。日系スーパーやレストランに行くと日本人留学生がたくさんいましたが、今はあまり見かけなくなりました。
② アメリカンドリームを夢見て留学する学生が減った
これは日本の景気が良くなったのが理由でしょうか。約10年前、私が語学学校でアドバイザーとして働いていた頃、学生ビザを取得して、語学学校に通いながら、現地で起業する学生さんが多くいました。恐らく、30代半ば〜40代半ばくらいの日系企業の社長さんの中にはそういう経路で会社を始めた方も多いのではないでしょうか。
③ 学生ビザ取得の敷居が高くなった
以前はアメリカに長期滞在をするなら学生ビザ(F-1ビザ)という風潮がありましたが、今では学生ビザ取得さえも難しくなってきています。移民に対して厳しい政策を行っているトランプ大統領に変わってから、より一層、ビザの取得が難しくなっているように思います。(F-1ビザに限らず)
④ アパートの家賃、物価が高騰
10年前はロサンゼルス市内で留学生が普通に借りていたStudio(ワンルーム)アパートの相場が、当時だいたい$800〜$1000くらいでしたが、今では$1500以上はします。場所によっては$2000も当たり前で、当時と比べると2倍ぐらいに跳ね上がりました。そのため、今では1ベッドのアパートをシェアしても、一人$1000払うのは普通です。
⑤ 学費の高騰
物価に伴って、学費も高騰しています。10年前の安い語学学校の授業料は年間$2000を切るところもありました。今では安い語学学校でも年間$4000以上はします。私が通っていたMusicians Instituteという音楽学校は年間約$16000で、当時は高いと思ってましたが、今はなんと、年間約$32000!こちらも2倍になりました。
と、ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、良い変化もたくさんあります。
⑥ 車社会LAでの交通手段
私が留学していた頃は、車で30分のところへ行くのに1時間以上もバスを待って、2時間かけて行くこともありました。車を持たない留学生にとって不便で仕方なかった交通事情ですが、公共交通機関の発達が遅れていたLAに彗星の如く現れたUBERやLyftがそんな問題を払拭し、今では留学生の移動手段となっています。
使い方の簡単。アプリをダウンロードし、個人情報を入力するだけで簡単にタクシーが目の前まで来てくれる画期的なサービス。決済もオンラインで行うため、現金の受け渡しがなくて安全という点も人気を博している理由です。街中ではLimeやBirdなどが提供している電動スクーターのサービスもあります。結構スピードが出るらしいので私はまだ乗ったことがありません。
⑦ SNSの普及で簡単に連絡が取れる
私が初めて留学したのが2002年、ニュージーランドのクライストチャーチというところに1年ほど滞在しました。その頃はやっとEmailが普及してきた時代で、まだ自分のパソコンを持っている人は少なかったと思います。もちろん今では当たり前に使っているLINEやテレビ電話のようなサービスもほとんどなく、留学中のホームシックは誰もが経験することでした。国際電話をかける際はコーリングカードを購入していました。今では空港に到着してすぐに家族と連絡が取れますが、私が留学した時は3日間くらい連絡ができず、親に怒られたのを覚えています。
⑧ 日本のものが手に入りやすくなった
今でも万が一の時のために、日本から即席みそやカップラーメンなどを持ってくる留学生はいますが、ほとんどのものはLAの日系スーパーで購入できます。おにぎりとペットボトルのお茶も買えちゃいます。でも日本みたいに便利なコンビニはなく、温かいペットボトルや缶のお茶は売っていないと思います。日本食ばかり食べていると、アメリカにいる感覚がなくなるので時にはハンバーガーやピザなどを食べて留学気分を味わってください。
⑨ 日本への関心が大きくなった
恐らく漫画やアニメの影響が大きいと思いますが、確実に日本に興味を持つアメリカ人は増えてきています。アメリカ人のグループの中には必ずと言っていいほど、かなりの日本びいきの人が一人はいます。知ってるアニメや漫画など共通の話題で現地のお友達をたくさん作りましょう!ちなみに最近、私の名前(Yusuke)もスタバで認知されるようになってきました。幽遊白書のおかげかな?
⑩ 日本人留学生がばかり目立つ語学学校が少なくなった
最近の語学学校はひと昔前と比べて通っている学生の国籍割合が均等になったと感じます。以前は一つの国籍が大半を占めるような語学学校が多かったので、その国の言葉が蔓延っていて「ここは本当にアメリカか?」という錯覚さえ感じる学校もあったと聞きます。その頃よりも英語習得において環境が非常に良くなったと思います。
時代と共に変わりゆくロサンゼルス・サンディエゴ留学ですが、全ての人を受け入れてくれるこの街はやっぱり居心地が最高です!
最高の気候の中で、カリフォルニアライフを楽しんでください!
今年のロスは寒波の影響でとても寒く、雨ばかり。LAらしさゼロの気候が続くと、留学に来る学生さん達に申し訳ない気持ちになります。留学生が到着する日は青い空と燦燦と降り注ぐ太陽の下で迎えたいものです。
さて、今年からコラムのタイトルが変わりまして、「意外と知らないアメリカ留学事情」を皆様にお伝えしてまいります。
私が初めてアメリカに来たのが2006年、その頃と今では留学事情は大きく変わりました。
具体的にどういうところが変わったかというと…
① LAの語学学校が少なくなった
私がまだ留学生だった12年前は、日系スーパーなどで手に入るフリーペーパーを開くと所狭しとたくさんの語学学校の宣伝があり、競い合っていました。今ではかなり数が減っています。それだけ日本人留学生が減ったということなんでしょうね。日系スーパーやレストランに行くと日本人留学生がたくさんいましたが、今はあまり見かけなくなりました。
② アメリカンドリームを夢見て留学する学生が減った
これは日本の景気が良くなったのが理由でしょうか。約10年前、私が語学学校でアドバイザーとして働いていた頃、学生ビザを取得して、語学学校に通いながら、現地で起業する学生さんが多くいました。恐らく、30代半ば〜40代半ばくらいの日系企業の社長さんの中にはそういう経路で会社を始めた方も多いのではないでしょうか。
③ 学生ビザ取得の敷居が高くなった
以前はアメリカに長期滞在をするなら学生ビザ(F-1ビザ)という風潮がありましたが、今では学生ビザ取得さえも難しくなってきています。移民に対して厳しい政策を行っているトランプ大統領に変わってから、より一層、ビザの取得が難しくなっているように思います。(F-1ビザに限らず)
④ アパートの家賃、物価が高騰
10年前はロサンゼルス市内で留学生が普通に借りていたStudio(ワンルーム)アパートの相場が、当時だいたい$800〜$1000くらいでしたが、今では$1500以上はします。場所によっては$2000も当たり前で、当時と比べると2倍ぐらいに跳ね上がりました。そのため、今では1ベッドのアパートをシェアしても、一人$1000払うのは普通です。
⑤ 学費の高騰
物価に伴って、学費も高騰しています。10年前の安い語学学校の授業料は年間$2000を切るところもありました。今では安い語学学校でも年間$4000以上はします。私が通っていたMusicians Instituteという音楽学校は年間約$16000で、当時は高いと思ってましたが、今はなんと、年間約$32000!こちらも2倍になりました。
と、ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、良い変化もたくさんあります。
⑥ 車社会LAでの交通手段
私が留学していた頃は、車で30分のところへ行くのに1時間以上もバスを待って、2時間かけて行くこともありました。車を持たない留学生にとって不便で仕方なかった交通事情ですが、公共交通機関の発達が遅れていたLAに彗星の如く現れたUBERやLyftがそんな問題を払拭し、今では留学生の移動手段となっています。
使い方の簡単。アプリをダウンロードし、個人情報を入力するだけで簡単にタクシーが目の前まで来てくれる画期的なサービス。決済もオンラインで行うため、現金の受け渡しがなくて安全という点も人気を博している理由です。街中ではLimeやBirdなどが提供している電動スクーターのサービスもあります。結構スピードが出るらしいので私はまだ乗ったことがありません。
⑦ SNSの普及で簡単に連絡が取れる
私が初めて留学したのが2002年、ニュージーランドのクライストチャーチというところに1年ほど滞在しました。その頃はやっとEmailが普及してきた時代で、まだ自分のパソコンを持っている人は少なかったと思います。もちろん今では当たり前に使っているLINEやテレビ電話のようなサービスもほとんどなく、留学中のホームシックは誰もが経験することでした。国際電話をかける際はコーリングカードを購入していました。今では空港に到着してすぐに家族と連絡が取れますが、私が留学した時は3日間くらい連絡ができず、親に怒られたのを覚えています。
⑧ 日本のものが手に入りやすくなった
今でも万が一の時のために、日本から即席みそやカップラーメンなどを持ってくる留学生はいますが、ほとんどのものはLAの日系スーパーで購入できます。おにぎりとペットボトルのお茶も買えちゃいます。でも日本みたいに便利なコンビニはなく、温かいペットボトルや缶のお茶は売っていないと思います。日本食ばかり食べていると、アメリカにいる感覚がなくなるので時にはハンバーガーやピザなどを食べて留学気分を味わってください。
⑨ 日本への関心が大きくなった
恐らく漫画やアニメの影響が大きいと思いますが、確実に日本に興味を持つアメリカ人は増えてきています。アメリカ人のグループの中には必ずと言っていいほど、かなりの日本びいきの人が一人はいます。知ってるアニメや漫画など共通の話題で現地のお友達をたくさん作りましょう!ちなみに最近、私の名前(Yusuke)もスタバで認知されるようになってきました。幽遊白書のおかげかな?
⑩ 日本人留学生がばかり目立つ語学学校が少なくなった
最近の語学学校はひと昔前と比べて通っている学生の国籍割合が均等になったと感じます。以前は一つの国籍が大半を占めるような語学学校が多かったので、その国の言葉が蔓延っていて「ここは本当にアメリカか?」という錯覚さえ感じる学校もあったと聞きます。その頃よりも英語習得において環境が非常に良くなったと思います。
時代と共に変わりゆくロサンゼルス・サンディエゴ留学ですが、全ての人を受け入れてくれるこの街はやっぱり居心地が最高です!
最高の気候の中で、カリフォルニアライフを楽しんでください!