San Diego Town

サンディエゴ
日本
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コラム Column

アメリカで夢を叶えた日本人ダンサー

Aimie Nakajima 中島愛美

何故アメリカか?

ずばり、エンターテイメントの世界の中心だからです!

どこの国にいようが、アメリカの音楽や映画はそれぞれの言語に訳され愛されています。実際にも、他の国からきた人々との会話で、「この曲・映画、自分の国に住んでいた時によく聴いたり見たりしていた。」という話しを何度もしたことがあります。常に新しいダンスムーブを発信し続けているのもアメリカ。マイケル・ジャクソンのムーンウォークを含め、時代ごとに進化していく斬新な発想に心を動かされました。それと同時に、渡米前から「アメリカに行けば世界が見れる!」と信じていました。特にカリフォルニアでは様々な人種やバックグラウンドを持った人々と常に触れ合うことができるので、その中で視野が広がるだけではなく、ダンスの幅も広がり、柔軟性が磨かれました。

日本を離れて、最初は言葉の壁にぶつかるかもしれません。私自身も、自分的にはしっかりと英語の準備をしてきた自信がありましたが、いきなり全てが英語の生活になり、教科書にはない日常で使われている英語との違いにも戸惑い苦労しました。しかし、ダンスはユニバーサルランゲージ!言葉を超え、人と人とを繫ぐことの出来るとっても素敵なコミュニケーションです。私もダンスを通じて沢山のお友達ができました。そしてそこから新しいジャンルのダンスにも挑戦したりと、常に刺激的な毎日で溢れています。

その例として、サルサダンスとの出会いです。ラテンカルチャーと密接に関わっているので、ラティーノが多いロサンゼルスでは、街に出るとサルサ・レゲトン・メレンゲなどなどラテン音楽が溢れています。日本ではサルサや社交ダンスなどは中年の方がやるもので十代の人達には人気がない、と思っていましたが、実際のショーを見てみると、素速いフットワークやターン、アクロバティックなトリックを取り入れたりバラエティ豊かで、踊っている人達も子供から年配の方まで幅広く愛されていると気付きました。今までバレエやヒップホップなど1人で踊るものしか知らなかったので、主に2人で踊るパートナーダンスのサルサとの出会いは衝撃的でした!

その他の日本との違いについて、日本にいた時は、どれほど皆と合わせて同じ様に踊るかにフォーカスを当てていましたが、アメリカに来てからは、どれだけ個性を出せるかが重要視されている事にも気付きました。常にどのようにして自己アピールできるかを、練習でも本番のように、顔から指先まで一緒にダンスができる人が本物の生き残れるパフォーマーだと思いました。人種のるつぼのアメリカでは、自分の短所も長所に変え、自分を強く持ち続けそれを向上心を持って信じ抜く事が大事です。同時に、たくましさと自己表現力が伸びました。

もし読者の皆様の中にアメリカに来ようか迷っている方がいたら、是非一度来ることを強くお勧めします!決めたは良いがまだ不安や悩みがある人、自分が今どの状況にいようが、行動してみなければわかりません。

私は最初の一歩を踏み込んで異国の地に住み、自分が常に様々な面で成長している事を日々実感しています。こうして今現在世界のアメリカでたくさんの事を得られ、とても恵まれた状況にいる事に毎日感謝しています。

ダンサーは努力家なので、皆さんの成功を信じています。

エンターテイメントの国、本場のアメリカで夢を叶えましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回のコラムもお楽しみに。。