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ステファニー・シー弁護士、シーアンドスミス法律事務所

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カテゴリー:法律
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カリフォルニア州家族法: 未払いの扶養費はいつでも返済してもらえる!

カリフォルニアのシングルマザーが未払いになっていた養育費をなんと、50年後に返済してもらえました。トニー・アンダーソンと言うサンディエゴ在住の74歳の女性が離婚後、約50年たってから元主人のドン・レンハートから15万ドル以上の未払いの養育費を返済されました。この裁定に対した公聴会はサンディエゴの裁判所でおこなわれたものです。

アンダーソンさんによると、1970年代初期にご主人が突然、新しくできた彼女と共にカナダに移住してしまい、当時乳児だった娘の養育費がストップしてしまったそうです。元主人は突然いなくなり、一人娘のレーンをアンダーソンさんは一人で育てることとなりました。経済的な負担が全て彼女の肩にかかり、よって長時間の労働を余儀され、生活を支えることとなりました。

昨年のある晩、アンダーソンさんは急にひらめき離婚の関連書類をひっぱり出し調べ物を始めました。そこにはご主人が裁定により、$210ドルの養育費を最初の2年間半、その後は娘のレーンが18歳に達するまで$160ドルを支払うこと、とありました。が、レーンの父親は一度も支払うことはありませんでした。

その後父親はカナダからアメリカに戻りましたが、養育費は支払われませんでした。アンダーソンさんにとっては幸運なことに、カリフォルニア州で決められた養育費には時効がありません。このことを知ったとき、彼女はレンハートさんをインターネットで探し、みつけました。そして養育費の返済を裁判所を通して求め、見事返済されました。

返済の総額は3万ドルでしたが、1年に10%の利子がつき結局17万ドルになりました。

アンダーソンさんはこのことを、他のシングルマザーにも知ってもらいたいそうです。未払いの養育費は、子供が成人して10年、50年経とうが返済されます。あきらめないでください。