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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

体験談vol.3 Nさん パンデミック下での医療従事、NCLEX申請、渡米

Nさん プロフィール

写真提供元:by アメリカ看護

 

NCLEX書類申請期間:1年4ヶ月

   2020年5月 書類準備開始

   2020年8月 書類申請  

   2020年12月 CGFNS書類通過

   2021年2月  結婚のためK1VISAで渡米

   2021年8月  NYSED通過


 

私がアメリカ看護師になる、アメリカ永住権申請で経験した書類手続きのことをお話したいと思います。
 
私は結婚を機にアメリカに来ることになり、現在在米6ヶ月になりました。
日本でも看護師をしていましたが、アメリカに行くから看護師を辞めるという決断はできず、まずはどのようにしたらアメリカでも看護師になれるか調べました。
そして、アメリカに行ってからの手続きとなると卒業校とのやり取りなどが複雑になりかねない為、日本に滞在中から少しずつ申請手続きを進めていくことにしました。
 
私は当時フルタイムで救急で働きながら、結婚に必要な移民ビザの手続きも同時進行していたこともあり、自分1人で看護師の書類作成は不可能だとすぐに判断しました。
 
書類というのはただ書いて提出すれば言い訳ではありません。人それぞれバックグラウンドが異なるので書くことも、必要なものもそれぞれ変わってきますよね。
これは結婚に必要な移民ビザの書類手続きを通して実感したことです。機関側は見たこともない申請者を、書類のみで判断していかなければなりません。つまり書類がその人の証明書代わりになるということです。
書き損じ、スペルミスは勿論、疑わしきところがあれば追加書類を求められ、最悪落とされてしまいます。こういった重要書類は再提出すれば良いという話ではなさそうです。その追加手続きで何ヶ月もの時間が取られてしまうこともあり、その分、期間も伸びますし手続きも多くなります。
ビザ申請でも、お金はかかってしまいますが弁護士を雇われる方も多く、私もそのうちの1人でした。私はプロの手を借りる方がよりスムーズに、正確にできると判断したからです。他国に受け入れて貰うということは自分が思っていた以上に難しいことが多く、とにかく手続きで失敗することだけは避けるべき事項なんだと思いました。
1度疑われるということ自体、大きな壁になってしまい、その時のミスは記録に残ります。このビザ申請を通し、他の方の話も聞いた上で、自分が思っていた以上に書類は相手側にしっかりと見られているんだと実感しました。
 
NCLEXの書類に関しても全く同じです。CGFNS, NYSEDも正式なアメリカの機関ですよね。そこで自分の学位や経験を審査にかける場所ですよね。申請者個々の書類を作って提出しなければなりません。これには卒業校の協力も必要になります。
 
私はHWIさんにお願いする前に、留学エージェントや個人的にNCLEX申請をサポートしている方々を4-5箇所、ブログ巡り、カウンセリング、パンフレット請求などをして比較しました。
 
中には比較的安価で書類手続き、看護留学サポートをしているところ、ここは本当に現状を知っていてサポートしているのかと疑問に思うところ、お金を書けずにNCLEX取得までを説明しているところなど多くありました。
 
しかし、移民ビザを経験している私にとってはお金よりも、失敗しないことが重要だという確信があったのでそこは非常に慎重でした。利用者からのレビューや直近でアップデートされている情報、とにかく信頼できる情報を探し、HWIさんに辿り着きました。
 
確かに、渡米を考えている方は貯金をしておきたいと思いますが、その前に、書類不備や手続き上のミスで渡米することができなくなる、またはNCLEXの受験が取り消されるなんてことは避けたいはずです。
実際にそういった方がいるという話も耳にしたこともあります。
これはあくまでも私の経験をお話しただけですが、私自身エージェントさんを通すこと、そこがHWIさんであったことは本当によかったと思いました。
今思えば、あの激務の中、1人で書類に手をつけることは100%、いや120%不可能でした。
 
2020年5月から申請を開始し、コロナの影響で時間はかかりましたが、1度も不備なく2021年8月にNYSEDの審査を通過することが出来ました。現在試験に向けて勉強中です。
 
いつも最新の情報でサポートしていただいたこと心から感謝しています。何か相談する度に、すぐに対応、返信をくださるりかさん、カウンセリングでいつも元気とやる気をくださる星さんには本当に感謝しきれません。ありがとうございます。私もNCLEX合格に向けてこれからもがんばっていきますので引き続きサポートよろしくお願い致します!
 
コロナ第3派の初め頃に勤務していた病院で地元のテレビ局の撮影があり、勤務中にインタビューを受けました。その時の映像がこちらです。(左側の陰圧室の中で呼吸器チェックをしているのも私です…)
 
「コロナ第3派と向きかる医療従事者たちの闘い」:https://www.youtube.com/watch?v=X51F2IjmxJ4
 

NCLEX申請と日本での再就職を同時進行

韓国留学から帰国後、 再就職と共にNCLEX申請のための書類集めが始まり、初めはとても忙しい日々を送りました。今振り返っても、間違えることなく正確な私の書類をアメリカ看護さんに代行をお願いしてきてよかったと思います。書類内容も私が調べていた内容とはアップデートがありきちんと最新情報で書類作成できていなかったら追加書類が出てきたと思います。本当に絶対に自分ではできなかったと思い、今も感謝してます!!

5月頃から書類を集め終え、全ての書類提出が8月前半に終了しました。しかし、コロナウィルスの関係でCGFNSの進行がかなり遅れていたようで、書類は追跡し、届いているはずなのにステータスが更新されない。CGFNSに問い合わせても受け取っていないの一点張りで12月までどこかそわそわしたまま過ごしました。

不安が募り、星さんのカウンセリングを受けたり、りかさんに沢山ご相談させて頂いたりした。急な相談にも関わらず迅速に対応していただけたので本当に感謝しています。

コロナ禍の救急現場で

また、自分がアメリカに移住するなんて思っておらず、英語力もなく不安だったため9月から医療英会話を受講開始しましたが、同時期から日本でもコロナウィルスが再度蔓延し始めました。救急で働いていた私は10月からコロナウィルス患者の受け入れが多くなりました。

私たちの部署は人工呼吸器を装着した重症患者を主に受け入れる病棟だった為、防護服で毎日仕事をしました。未知なるウィルスとの戦いは想像を絶するものでした。

患者の身体に何が起こるかわからず、常に緊張し患者の状態を毎日アセスメントしながら日々従事しました。先輩たちとコロナウィルスに関する論文を読みながら仕事をした日もありました。10月頃には物資が不足しマスクは1週間に1枚の支給となった時にもありました。自分が感染しないかという不安と恐怖が日に日に強くなっていった事も鮮明に覚えています。

日本ではコロナウィルス患者を担当する病院の職員一人当たり20万円の支給がありました(1度だけ)。心身共にボロボロの状態で働いており、9月に開始した医療英語の予習がしっかりできなくなり、一度キャンセルし今年4月から再度受講することにしました。

婚約ビザもコロナウィルスの関係で手続きが遅れましたが、無事に進み、2020年の年末に病院を退職しました。そして嬉しいことに、CGFNSからも全ての書類受理の連絡も届き、なんとか日本にいる間にCGFNSを通過することができました。

2月中旬に渡米し、アメリカで新たに結婚生活が始まりました。NCLEX申請の方は現在NYSEDの審査待ちで、4月を目標に医療英語コースを再受講する予定です。

婚約ビザもコロナウィルスの関係で手続きが遅れましたが、無事に進み、2020年の年末に病院を退職しました。そして嬉しいことに、CGFNSからも全ての書類受理の連絡も届き、日本にいる間にCGFNS通過は4か月でした!!追加処理もなしで有難いです。

私も数年後、先輩方のように臨床で活躍できる看護師になりたいと思っています。

 星さん、りかさん、ここまでお手伝いいただき本当にありがとうございました!

そして、これからもよろしくお願い致します!

Nさんの前回の体験談はこちらからご覧ください。