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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

2023年がん看護専門看護師としての看護留学

 
写真提供:アメリカ看護
Yuri N さん
年齢:36歳
出身:福岡県
看護卒:大学、大学院卒業
看護職歴:消化器内科、CCU、訪問看護
 
私は、がん看護専門看護師として在宅療養を支える訪問看護師になり5年が経ちました。
 
その間、がんに関わらず終末期患者が最期まで自宅で過ごすことができるようにお手伝いをしてきました。在宅看取りを経験した家族は、介護する辛さや困難さと同時に、最後まで看ることのできた達成感や充実感を語ってくれます。病期の進行状況に関わらずどのような時も家で過ごすためのケアは容易ではありません。
 
また、日本人の多くが最期まで自宅で過ごしたいという希望があるにも関わらず、実際に最期まで過ごすことができた人は全体の16%以下に留まっています。そのため、どのような状況、状態であっても自宅で過ごすために必要なことは何か、それは医療や看護の技術だけではなく、地域や社会、国の制度上のことから学ぶ必要があると考えました。
 
アメリカでは在宅療養、在宅看取りがほとんどだと、ある研修会で知りました。是非、アメリカで行われているケアを知り、学ぶ、自身もケアに参加することで、日本との違いからより良いケア、支援とは何かを考えたいと思ったことがアメリカ看護師を目指すききっかけになります。
がん看護専門看護師として、人生の最終段階にある方への看護についてより深めたいと思いました。
 
 それでも留学する事に対して、正直、不安しかないです。英語が全く話せない状態からのチャレンジであることと、経済的な不安が特に大きいです。最近加速する円安にさらに不安が募っています。しかし、やり始めたことなので、外からの何かしらの停止(例えば、家族の問題で渡米が難しいなど)が無い限りはチャレンジし続けようという思考でいます。英語が苦手なため勉強に苦慮してはいますが、インストラクターの先生方を始め、多くのサポートを得ながら頑張ることができています。
 
価値の多様化がより進んでいく現代社会において、「看護師の果たす役割とは何か」を常に追求する姿勢であり続けたいと思っています。
 
最後に、アメリカ看護を選んだ理由は、他社と比べてアメリカで看護師になれる確実性が高かったということが一番です。サポートが詳細に分かれており、一つ一つに支払いがいりますが、一人では決して乗り越えられないことを一緒に行ってくれるため、支払う金額以上の価値があると思いました。安い金額を支払って、結果、目標が達成できなければ、無駄になってしまいます。それでは意味がないと思います。しっかりと自分の目標をサポートして下さる方にお願いしたいと思いました。
実際に、皆さんとお会いはしていないのですが、いつも丁寧に連絡していただき、とても心強い存在になっています。