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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

News!!! 看護師永住権ストップ??!!!

アメリカ看護師永住権最新情報!外国人看護師の新規グリーンカード申請が一時停止!

看護師枠永住権申請が一時ストップ!!!
2020年から始まったコロナ禍で、アメリカに外国から看護師が流入した結果、アメリカで看護師として永住権申請する人を対象にした「EB-3」グリーンカードの枠が昨年でいっぱいになり、現在、最終書類申請のI-485申請でストップ状態になっています。
つまり、外国人看護師の新規グリーンカード申請は、2023年10月1日まで開始されないということです。実際には、米国務省の対応が追い付き、申請可能な状態になるのは2024~2025年と言われています。
今後、F-1プログラム(学生)を経て、看護師としての永住権への資格変更を申請する可能性を視野に入れていた方たちは、滞在資格の面でさまざまな問題が予想されています。
(参照:US pauses nurse green card applications Bari Faye Dean - Monday, April 24th, 2023 https://www.beckershospitalreview.com/nursing/us-pauses-nurse-green-card-applications.html


抜け道はなし。正しい判断を!


今回の永住権申請一時停止の件で、すでに7名からのご相談を受けました。その中には、弊社で渡航前にサポートした方たちもいらっしゃいました。しかし、その後OPT期間中に他社で看護師永住権スポンサーを申し込んだものの、結局どうにもならず、弊社に連絡をされてきたのです。結果的に、OPT中に永住権スポンサーを申し込み、労働許可証を取得できた人とできなかった人に分かれました。たとえ労働許可書は取得できても、他のビザに変更するなどの方法で待つしかない状態であるため、OPT終了後には本帰国しなければならないというのが現実です。


最近、日本人をターゲットにした看護師永住権スポンサー紹介してくれるサイトがあるようです。そこでは、数百ドル支払って看護師の永住権スポンサーと弁護士も同時に紹介してくれるようですが、弊社に相談された方の中には、その紹介されたサイトに申し込みをしたものの、申請が進まず困っているという方もいました。ちなみに、弊社でも前出のような相談のサポートは難しいです。

「私なら大丈夫」と思っていませんか?そんな甘い話はありません。ダメなものはダメなのです。正しい最新の情報を、信頼できる情報源から見つけること、正攻法で進むことが結局は近道なのです。

前回のコラム「日本で働く外国人看護師が目指す『アメリカ看護留学』」https://losangeles.vivinavi.com/jpn/ls/americakango/131でもお伝えしたのですが、

どの国においても改ざんされた書類や職歴、学歴は絶対に許されません。せっかくアメリカで合法的に働くための最後の段階に来たにもかかわらず、書類不備や不法労働が発覚するケースもあり、さまざまな問題で最後のハードルを越えられずに、本帰国せざるを得ない海外の看護師たちが多いのも現状なのです。

弊社では、海外からアメリカ看護師を目指す方たちの就労ビザ取得に関して、正式にサポートするにあたり、日々最新の情報を得ながら注意を払って進めています。看護師永住権取得も時間はかかっても待つことができる状況だったり、移民局の問題に関係なく看護師永住権を取得することができています。

これは事前に医療業界からの最新情報を基に、さまざまな問題をあらかじめ予想していた結果だと思います。今回、移民局が発表したニュースが海外の看護師たちに与える影響は計り知れません。アメリカの医療業界でも、大きく報じられている理由は、雇用者確保です。

 

申請待ち時間を無駄にしない


このような状況下でアドバイスをするのは簡単ではありませんが、今後は、ますます海外の看護師たちに対する書類申請が厳しくなるので、やはり正確に書類を作成してくれる信頼のおける会社で、書類作成サポートを申し込んでNCLEX受験し、その後、就労時に必須となってくる必要書類の作成の重要性を確認しておくとよいと思います。


そして、海外の看護師たちの狭き道を考えると、やはりインターンやボランティアのチャンスをもらえるような現地の医療機関に強いコネクションを持つことです。また、就労する際は必ずインタビュー(面接)がありますので、英語/医療用語のクラスを受けておくことも重要でしょう。

非アメリカ人講師に英語を教えてもらう機会もあると思いますが、ただ英語を話せれば就職できるというわけではありません。大切なのはアメリカ社会を知ること、アメリカ医療現場を知ることです。これらは新しいNCLEXの試験問題に出題される確率が高いです。それを踏まえて、日本にいる時から、非アメリカ人であっても実際にアメリカで看護師の経験を持つ講師のクラスを受けるとよいと思います。あとは、やはり資金を貯めること、そして目標をかなえる忍耐力ですね!