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ファイナンシャルのミニ知識

橋本愛    CA Lisence#4044609

橋本愛   CA Lisence#4044609

カテゴリー:年金・保険
9988 Hibert Street ST#310 , San Diego, CA, 92131

昨今の厳しいアメリカ社会を生き抜くために

生活費の上昇や消費増大の影響によって、アメリカ社会で生き抜くことの難しさが増しているのは皆さんの多くが感じていることではないでしょうか?

クレジットカードの借金総額も年々増えており、老後の貯蓄にまで手が回らないという声もよく耳にします。
そんな中、私たちにできることは何か?

いくつか一緒に考えてみましょう。



1. 過剰消費を減らす

増加するSNS広告からの誘惑に負けて、結局使わないようなものを買ってしまう。SNS上ではお互いに「裕福」を誇示する傾向が常にあり、自分も負けまいと、頑張ってしまったり。。。また、若い人の外食の多い生活。


これらをとっても、私たちは大量消費に陥りがちな環境下にあります。

必要以上、身の丈以上の過剰消費防止を心掛ける必要があります。

毎月の月初めに支出計画を作り、それに沿って買い物をし、衝動買いを防ぐ。

基本的なことですが、買う前に本当に必要かを今一度考える。

購入ボタンを押す前に、2-3日時間を作るのも良いですね。または、会計ソフトウェアなどを使って家計簿をつけるのもよいでしょう。


2. 高金利の借金を減らす

クレジットカード債務や高金利ローンなどの高金利の借金は、多くの人にとって経済的ストレスの大きな原因となっています。この種の借金は返済の困難を増大させるだけでなく、長期的には他の経済的目標達成の妨げにもなりかねません。


統計によると、全米のクレジットカード債務は1999年以来全体的に増加傾向にあります。
対策としては、高利の負債の返済を優先する。そのためにキャッシュフローを増やす努力も時として必要です。

また、可能であれば、全体的な金利コストを削減するために、高金利の債務を低金利のローンに統合するなどの債務整理を検討する。さらに、新たな借金を避ける。既存の借金が完済する前に、新たな借入を避けることが大切です。



3. 不当な投資に注意

投資は富を増やすための重要な方法ですが、むやみにトレンドを追ったり、基本的な投資知識が欠けていると、多くの場合、経済的損失につながります。

不当な投資の例としては、

 • すべての資金を高リスク資産に集中させたり(分散の欠如)

 • リスク許容度を超える投資(リスク許容度の無視)

 • 短期的な利益に焦点を当てすぎ、長期的な計画を無視(投機と投資のはき違え)

 • 十分な調査を行わずに市場のホットスポットを追う

これらを避け、市場や金融商品、リスクを十分に理解してうえで、分散に心がけ、長期的な視野を持ち、時には専門家に相談することもよいでしょう。


4. プロテクションをしっかりと

緊急時用の貯蓄や生命保険(=プロテクション)の重要性を見落としている人が意外に多いです。失業や予期せぬ出費、予期せぬ事態が発生した場合、緊急資金や保険のサポートがないと、深刻な経済的困難や借金の連鎖につながる可能性があります。

緊急時用の貯蓄は少なくとも3~6か月分の生活費を一つの目安とします。

また、生命保険はあなた自身とあなたの家族の経済的安全を守るために大事なツールです。

近年では、この生命保険の中で積み立てを行うなど、アメリカの生命保険はファイナンシャル業界のスイスアーミーナイフともいわれています。

経済的な落とし穴を避けるための鍵は、良い経済習慣と計画を身につけることです。

予算を立て、合理的に借金を返済し、長期的に投資し、緊急貯蓄を確立し、生命保険で備えることで、経済的安全を効果的に守り、経済的自由を達成することができます。そうして、それらプランを時折、見直すこともまた大切です。


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