San Diego Town

サンディエゴ
日本

サンディエゴタウンがゆく!

コラム Column

知って得する! サンディエゴ不動産情報 

元木満里奈(モース)

元木満里奈(モース)

カテゴリー:不動産
TEL: 619-731-9779

サンディエゴ、今、家を買うべき?頭金は?貯金はいくら必要?

サンディエゴで不動産エージェントとして活動している元木満里奈です!2023年も後半戦、10月に入りました。現在の不動産市場についてお伝えします。

はっきり言います、今年の冬が家を購入する絶好の機会です!

現在の金利は約7.5%と高めですが、家の価格も変わらず高水準です。しかし、この高金利と高価格により、夏季に比べて購入希望者の数が減少しています。一方、売り手は物件を売却したいが、売れ行きが伸び悩んでいるため、価格を引き下げたり、購入者の諸費用を一部負担したりすることも考えています。

こうした条件が整えば、大きな貯金がなくても物件購入が可能になりますので、物件購入のチャンスになります。物件の購入時にかかる諸費用(クロージングコスト)は、通常物件価格の約1-3%程度です。

 

*クロージングコストは以下が含まれます

・弁護士費用

・住宅ローンのかんれんの手数料・クレジットレポート料

・住宅ローン保険

・ホームオーナーズ保険

・エスクロー費

・タイトル保険料

・その他

 

売り手がこれらの費用を負担する場合、購入者の負担が軽減され、物件購入がしやすくなります。

このことを”セラークレジット”といいます。

セラークレジットを使うと、売り手にクロージングコストをいくらか負担してもらうことが出来ますが、

金利が下がって買い手が多くなると、こうした”セラークレジット”はほぼ見かけなくなります。なぜなら、売り手にとって好条件で物件を購入したい買い手が多く存在するためです。もし来年金利が下がってしまうと、多くの人が物件購入を希望し、不動産価格も上昇します。

今の高金利、好条件(買い手にとって)で不動産を購入し、将来金利が下がればリファイナンス(金利の再設定)を検討するのが一番良い対策です。

 

以下は現在物件購入をした場合と1年後に金利が下がったけれど不動産価値が上昇した物件購入を比較したものです。

 

例)

<2023現在購入(30年ローン)>
購入価格 $800,000
頭金 5% $40,000
ローン  $760,000
金利   7.25%

月々の支払い(固定資産税や保険を除く)$5184


<2024年 (1年後)>
購入価格 $850,000
頭金 5% $42,500
ローン  $807,500
金利   6.25%

月々の支払い(固定資産税や保険を除く)$4971


1年後に金利が1%下がった場合、月々の支払いは、現在購入した場合の支払いが$213ほど高くなります。しかし、以下をご覧ください。

1年間の支払いの差額 $231 x 12ヶ月 =- $2556
金利組み換え = 実質$0
(Free Refinanceのプロモーションをしている腕の良いローンオフィサーがおります。ご紹介いたしますので、お気軽にお問い合わせください。)

株主資本(エクイティー)$50,000 *不動産価値が上昇した金額
現在買った方がなんと$47,444 ($50,000 - $2556)もお得!!!


*上記の例は売り手からの諸費用クレジット等は含めておりません。もし売り手からクレジットを支払われた場合は、$47,444に加えて、$10,000以上もお得な可能性も!


金利が下がり、競争率が激しくなった場合は、購入価格がこの例よりも高騰する可能性が非常に高くなり、十件以上のオファーを出しても受け入れてもらえないなど、簡単に行かないことが多くあります。それも踏まえ、貯金が少ないが為に物件購入を拒んでいる方はこの冬が勝負です。

頭金も場合によっては柔軟に対応できる場合もあるので、購入したいけど、できるかわからない、と悩んでいる方もお気軽にお問い合わせください。

 

元木満里奈(モース)

不動産エージェント・コンサルタント

eXp Realty : DRE#02195871

marinamotoki@gmail.com