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知って得する! サンディエゴ不動産情報 

元木満里奈(モース)

元木満里奈(モース)

カテゴリー:不動産
TEL: 619-731-9779

不動産購入交渉術

春、夏の不動産ピーク時が過ぎ、最近はエリアや物件によって長らく売れていないお家や価格を下げ始めるお家が目立つようになってきました。これは買い手にとってチャンスが増えるということです!

金利も少し下がり、6.8%から7%程度になっています。これ以上金利が下がると、多くの買い手が家の購入を目指して市場に参入すると予想されるので、その前にどのように交渉して良いディールで購入できるか、一緒に考えていきましょう。

 

◎売り手にBuydownの支払いを要求する

Buydownとは、金利を最初の何年間か先払いすることで月々の支払額を減らすシステムです。例えば、2-1 Buydownの場合、最初の1年目は現在のレート(7%)よりも2%低いレート(5%)、2年目は1%低いレート(6%)、そして3年目に通常の7%に戻ります。金利が2%違うと月々の支払いに大きな差が出ます!

1-0 Buydownを支払ってくれるというプロモーションを行っているローンオフィサーもいますので、ご連絡ください。

◎クロージングコストの費用を売り手に支払ってもらう

初期費用は平均して購入金額の1-3%かかります。頭金以外に費用がかかるため、家の値段によってはかなりのお金が必要になります。これらの費用をクレジットとして売り手に支払ってもらうよう交渉することが可能です。

◎エージェント料を売り手に支払ってもらう

今年の8月より不動産の仲介料システムが変わり、買い手にも買主のエージェントの仲介料支払い義務が追加されます。これを売り手に支払ってもらうよう交渉します。この変更はアメリカ不動産界でも異例の変更とされているので、何かわからないことや質問があればお気軽にご相談ください。

この変更について詳細はこちらのコラムをお読みください。

◎修理等の費用を支払ってもらう

新しい物件でも完璧な物件はありません。契約に入ったらまず家の検査(インスペクション)を行い、問題があるかどうか、修理が必要かどうかを確認します。必ず何かしらの問題が見つかるはずなので、その修理費用をできるだけ売り手に支払ってもらえるように交渉します。

これら全てにおいて、売り手は承諾する義務はありません。拒否されることもありますが、なかなか売れないお家の場合は承諾してくれる可能性が高くなります。

まず契約に入ることが大事なので、あまりに非常識なオファーを出すことは勧めませんが、チャンスを逃さないためにも上手に交渉することが重要です。

家を売りたい方も、この季節を境に少なくなり、冬にかけて在庫数も少なくなるので、ここから年末のホリデーシーズンが勝負です。今現在が一番在庫数が多く、これから少なくなっていきます。


少しでも興味があればお気軽にご相談ください。


元木(モース)満里奈

不動産エージェント・コンサルタント

eXp Realty : DRE#02195871

marinamotoki@gmail.com