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女装メイクアップアーティスト×アーティストビザ(O-1VISA)取得までの道のり
08/01/24
アーティストビザ(O-1VISA)の弁護士とのやり取り・準備したこと
皆さん、こんにちは。女装メイク師IMAです。
私はアーティストビザ(O-1VISA)を取得し、2022年に渡米しました。VISAの準備に約2年と約100~150万円を費しました。
私は個人のメイクアップアーティストなので、VISAの準備は完全に個人で行いました。
また、準備時は英語もほぼ0状態でビザの情報も非常に少なく、最初の段階でとても苦労したことを覚えております。
今、私は無事にアーティストビザを取得し、アメリカで生活できています。
これからアーティストビザの取得を考えられている人へ、私の実体験を通してビザ取得までの有益な情報をシェアできたらと、今回のコラムを書かせていただいております。
渡米を夢見る人々の少しでも参考になりましたら幸いです。
第二回目は、「弁護士とのやり取り」と「準備したこと」についてです。
私が依頼した弁護士事務所には日本人のスタッフがいました。
弁護士はアメリカ人で英語のみでしたが、ビザの準備期間はずっと担当の日本人スタッフがやり取りしてくれたので、英語を使用する場面は大変少なかったです。
私は現在アーティストビザのグリーンカードとされる「EB-1」の申請も個人で勧めております。
EB-1の申請は職場の紹介でアメリカ人の弁護士へ依頼することになりました。
日本人スタッフがいないのでアーティストビザの時と異なり、すべて英語でやり取りする必要があります。最初のメール相談の段階から色々な翻訳にかなりの時間を要さなければならない状態になり、アーティストビザ取得の際、いかに日本人スタッフ様が膨大な翻訳をして下さっていたのかを痛感することができました。
もしあなたが英語力に自信のない場合、依頼後に翻訳で時間を要さないためにも最初から日本人スタッフ様のいる弁護士事務所を探すことを強くお勧めします!
アーティストビザ準備期間の中で最も英語を必要としたのは、弁護士事務所から提出を求められた各資料の文章翻訳でした。
例えば新聞に掲載された際の記事内容をすべて翻訳し、提出する必要がありました。
私は英語が不得意でとても個人ではすべてを訳せず、日本の翻訳サービスサイトを駆使し、翻訳家様へ依頼しながら準備を進めました。日本人の翻訳家を探すことも弁護士同様、大変苦労しました。
そして最終的に、2年間でスタッフ様から準備してくださいと言われた資料は全70ページにも及びました。
内容は、履歴書、推薦状、アーティストビザ期間の日本とアメリカの仕事の契約書、テレビ・新聞・賞などの資料、女装メイクに関する日本の資料などです。
私の掲載記事等はほぼすべて私側で翻訳する必要があり翻訳の依頼も都度、費用が必要だったので翻訳だけでもかなり費したと思います。
これらの準備を期限が分からないまま仕事と併用しながら個人で進めることは精神的にもキツく、アーティストビザは特に情報も少なく周りに頼れる人もおりませんでしたし、途中で何度も心が折れそうにもなったことを覚えております。
しかし、弁護士の的確なサポートと旦那の励ましで2年間、コツコツと準備を進めきることができました。
協力してくださった皆さまへ、心から感謝しております。
次回、アーティストビザの申請と大使館での面接等をご紹介したいと思います。