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カリフォルニア不動産情報
08/08/24
ホームバイヤーの DO’s & DON’Ts
暑い毎日が続きますが、皆さんお元気でしょうか?
今回は、若干住宅金利が下がり始めたこの頃、6%を切ったら住宅購入を決断しようとお考えの方へアドバイスです。
住宅購入となるとあれこれと考えることや、決断することが一挙に増えるので、大事なDO&DON’Tを忘れないようにしてこのチャレンジを乗り切っていただきたいと思います。
DO
① 決済費用( Closing cost) を忘れないように!
住宅ローンの決済費用には、ローンの申請と不動産売却の完了に関連するすべての費用が含まれます。(Appraisal fee ,Title search, Origination fee, Underwriting fee, Points, Home inspection, HOA transfer fee, Escrow fee etc) もちろんですがその費用にはダウンペイメントの額は含まれません。
費用的には、住宅価格の約2−2.5%ほどですが、前回のコラムに書いたように今月の17日からは買い手のエージェントのコミッション費用も買い手が払う可能性があるので、そうなると買い手の費用はその倍ほどになりますので、あなたの選ぶエージェントの手腕にも関わってくることになります。
② 借金を一本化(debt consolidation) することに注意!
複数のクレジットカードの未払いがある人に対し、それらのローンを一本にして毎月低い支払いにできるタイプのローンに切り替えませんかという、Debt consolidationの広告をよく見かけますが、それに伴うクレジットへのネガティブ効果がありますので、まずは信用のできるローンオフィサーにご相談されることをお勧めします。
③ 家を購入することを最優先!家計に大きなインパクトのある計画購入後に
④ クレジットカードの借金残高に注意!
クレジットカードの借金残高は少ないほど良いですが、最高でも信用限度額の約 30% 以下になるように抑えてください。ローンの決済前にこれらのミスを 犯すと、ローンの資格が取り消され、新しい家の決済ができなくなる可能性があります。
DON’T
また、住宅を購入すると決めたら、次の10ヶ条は守るようにしてください。
1. 車や家用の新しい家具を買わない(要するに大きな買い物をしない)
2. 銀行口座に給料以外の多額の現金を入金しない
3. 新しいクレジットカードやローンを申請しない
4. ローンや賃貸の申し込みで誰かの連帯保証人にならない
5. ローンや公共料金の支払いを滞納しない
6. 転職しない
7. 銀行を変えない
8. 既存のクレジットカードを閉鎖しない
9. クレジット限度額を引き上げない
10. クレジットカードを限度額の30%以上使わない
ポイントはあなたのクレジットにインパクトや大きな変化を与えず、安定した収入がある借り手であることを銀行に見てもらうことが大事なわけです。
何か質問がありましたらご連絡ください。
Happy house hunting!
<お問い合わせはこちら>
デービッド・リーのプロフィール
大阪生まれ、レストランや小売り店などのサービス業を営む家庭で育つ。1974年、大学生の時にハワイに初渡米。大学卒業後に念願の語学留学で本格的に渡米し、シアトル、ロサンゼルスのサンフェルナンドバレー、ハリウッド、ウエストサイド、サウスベイ、アーバインなど様々な地域で暮らしました。
初めての家の購入は1980年のハリウッドの小さな一軒家でしたが、その後、様々な地域に移り住みながらも本業の傍らで行なった6軒の不動産売買と不動産管理を経験する内に、不動産との縁に気づき、2002年に不動産免許を取得しエージェント業を開始しました。おかげさまで、今年(2024年)で22年目を迎えますが、これまで350軒を超える売買とリース契約のお手伝いをさせていただいています。その中には、住宅以外にも、商業物件、ビジネス案件、オフィスや工場のリースなどの様々な案件があります。