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カリフォルニア不動産情報
04/18/25
FSBO(For Sale By Owner) について
こんにちは、不動産ブローカーのデービッド リーです。
先月、FSBO に関する興味深い記事がCNN Newsに出ていましたのでそのストーリーを抜粋して皆さんと共有したいと思います。
不動産業者を介さずに家を売ろうとしたジル・ランゲンさんのストーリー
ジル・ランゲンさんは先月、ミシガン州クラークストンにある25年間住んでいた自宅を不動産業者の助けを借りずに売却を決めました。ランゲンさんのようにプロの手を借りずに自分で売却する(FSBO) ことは可能ですが、全米リアルター協会(NAR)の年次報告書によると、昨年の住宅販売のうち、オーナー直売はわずか6%でした。
61歳のランゲンさんは、市場調査やFSBOのやり方を相当念入りに調べ、自宅を51万5000ドルで売りに出しました。この価格で、従来の不動産業者を使って売却した場合、2万5750ドルから3万900ドルの手数料がかかりますが、全米不動産協会(NAR)のデータによると、典型的なFSBO物件は昨年38万ドルで売れたのに対し、不動産業者が介在した住宅販売では43万5000ドルだったそうなので不動産のプロフェッショナルを使い、コミッションを払っても尚金銭的メリットがあるということになります。(もちろん、不動産プロフェッショナルを使う理由はそれだけではありません)そのことも知った上でランゲン氏はFSBOの道を選んだのは「数週間試してみて、うまくいかなければ不動産業者に頼めばいい。とりあえずやってみよう」という考え方でした。
ランゲンさんは、ある程度の予備知識を持って家を売却するプロセスに入りました。彼女と夫は今年初め、デンバーエリアで新築住宅を購入したことで買い手として1年にわたり不動産エージェントと接したプロセスの経験を通して多くのことを学びました。
それでも、自分で家を売り出すのは大変なことです。
ランゲンさんは売却に向けてかなり前から準備を整えました。春に庭の花が満開の時に家の写真を撮り、近所の類似物件の売価を調べ、51万5000ドルを売り出し価格に定め、
「ChatGPT」の助けを借りて自分の家の説明文を作成し、チラシを印刷し、Zillowに掲載しました。そして庭に「FOR SALE」の看板を立てました。
すると、1日に20件以上の電話がかかってきましたが、しかしその多くは不動産業者からの勧誘だったそうで、良いものもより不快なものが多くあったそうです。最初の数日間、ランゲンさんはオープンハウスを開催し、複数の内覧会を行いました。そのために何時間もかけて家の掃除をし、リビングルームの犬のおもちゃやシャワーのシャンプーなど、私物を片付けました。居心地の良い雰囲気と同時に、誰かが住んでいるという感じにはしないことにも注意をしました。結果、ランゲンさんは複数のオファーを受け、最終的に同じくエージェントのいない買い手のオファーを選びました。もちろんこれらの決断はプロの助言を受けることなく夫婦で決めました。買い手と同意した後、住宅検査も買い手とアレンジして行いました。また登記に関してはFSBO住宅向けのパッケージを提供する登記会社を利用しました。登記会社は必要な書類をすべて作成し、エスクローに必要な金額や住宅所有者組合とのやり取りなどを支援してくれました。念入りな市場調査と準備、そして正しいマインドセットを持って挑んだランゲンさんのFSBOチャレンジは無事登記が行われ、結果、無事彼女は売り手側のエージェントと買い手側のエージェントの手数料をセーブすることができました。
しかしこのようなハッピーエンドのストーリーが、FSBOをされる全員に起るわけではなく、典型的なストーリーでもありません。ランゲンさんの場合、第一に近所に住んでいた別の友人がすでにFSBOで家を売却していたため、ランゲンさんもうまくいくと確信していました。彼女の家は人気のある地域にあり、他の売り出し物件もほとんどなかったため、買い手からの関心はすでに高かったのです。(ロケーションと得るタイミングの重要性)次に、ランゲンさんには時間の柔軟性がありました。学校が始まる前や仕事の都合で引っ越すというタイムラインはありませんでした。(タイムラインに迫られたいない優位性)またランゲンさんは、1日に何十件もの電話を受けながら、仕事をする時間もあったことも大きな助けになりました。(仕事をしながらも多くの問い合わせに対応できる柔軟性)
アディティア・スリニバサンさんのケース
もう一つのケースとして、最近退職し、カリフォルニア州ベイエリアからオレゴン州ユージーンへの移住を計画していたアディティア・スリニバサンさんのケースを紹介します。彼も同じように自分で自宅をZillowに掲載しましたが、とたんに自宅に関する電話やテキストメッセージが殺到しました。しかもその多くは詐欺師からのようで、中には仮想通貨でしか支払わないという人もいたそうです。ある購入希望者はスリニバサンさんを騙し、購入契約に署名する直前に気付き、申し出をキャンセルして災難から免れました。最終的に、スリニバサンさんはFSBOでの掲載を取り下げることを決意し、代わりに信頼する不動産業者を使い自宅を売却しました。
このようにFSBOは、ある人によっては良い選択肢になるかもしれませんが、誰にでも良い選択肢ではないことにご注意ください。Craig’s list やZillowから直接来るFSBOの問い合わせには最大の注意が必要です。信頼できるリアルターは、良い家の見せ方やオファーの選別も熟知しているので、良い買い手からのオファーが来る率も高いです。
良いオファーは、良い取引きにつながり、ハッピークロージングにつながります。また一見、冒頭にあげたようにお金を節約するように見えても、結局はリアルターにコミッションを払って行う取引の方が、手元に入る金額が多いというのが現実のようです。
949-310-7773
デービッド・リーのプロフィール
大阪生まれ、レストランや小売り店などのサービス業を営む家庭で育つ。1974年、大学生の時にハワイに初渡米。大学卒業後に念願の語学留学で本格的に渡米し、シアトル、ロサンゼルスのサンフェルナンドバレー、ハリウッド、ウエストサイド、サウスベイ、アーバインなど様々な地域で暮らしました。
初めての家の購入は1980年のハリウッドの小さな一軒家でしたが、その後、様々な地域に移り住みながらも本業の傍らで行なった6軒の不動産売買と不動産管理を経験する内に、不動産との縁に気づき、2002年に不動産免許を取得しエージェント業を開始しました。おかげさまで、今年(2024年)で22年目を迎えますが、これまで350軒を超える売買とリース契約のお手伝いをさせていただいています。その中には、住宅以外にも、商業物件、ビジネス案件、オフィスや工場のリースなどの様々な案件があります。