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アメリカ移民法コラム

カズミ & 坂田 弁護士

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カテゴリー:法律

グリーンカード取得方法

KAZMI & SAKATAはカリフォルニア、サンディエゴにあり、移民法を中心とした法律事務所です。私たちのお客様はアメリカのみならず世界中にいらっしゃいます。お客様からよく受ける質問についてお答えしたいと思います。

グリーンカードを取得するには主に二つの方法があります。結婚による取得、またアメリカで就労することによる取得です。これらに伴う最新の情報を以下にまとめてみました。


結婚による取得
アメリカ国籍を持つ人と結婚するのはグリーンカードを取得するのにおそらく一番よくあるケースです。今まで、グリーンカードを持つ人の妻もしくは夫は、サンディエゴに結婚の登録した後2−3週間後には労働許可と旅行をする権利を得ることができました。しかし2005年の4月1日から、その登録は一旦シカゴに送られてから国の管理をうけることになったため以前よりも労働許可や旅行の権利をえるまでに時間がかかるようになります。

もしあなたが結婚により移民ビザを取得され、それがまだ二年未満なら、あなたは暫定的なアメリカ住民ということになります。つまりあなたは二年以内に期限が切れる一時的なグリーンカードを取得したということです。 その一時的なグリーンカードの期限が切れる90日前から、あなたは10年間有効なグリーンカードを申請することができます。つまりアメリカ国籍を持つ人と結婚して2年以上経って初めて暫定的アメリカ住民ではなくなることができるということです。そして、アメリカ国籍をもつ人と結婚して3年を経てアメリカ市民権を申請することができます。


就労による取得

グリーンカードを取得するもうひとつの方法はアメリカで就労することです。たいていの場合は、まずアメリカの労働省から労働許可証をもらうことから始まります。就労を通じてグリーンカードを取得する場合、あなたはアメリカの雇用者から仕事のオファーをうけなければなりません。あなたはその仕事をするにあたってふさわしい学歴や仕事の経験をもっていなければなりません。たいていの外国籍をもつ方々は移民局にグリーンカードを申請する前に労働許可を労働省から得なければなりません。労働許可証というのは就労によるグリーンカードを取得するためのひとつのステップです。この労働許可証を得るためにはあなたがすることになる仕事に適任のアメリカ人がいなかった場合に初めて申請することができます。一般的に、労働許可証取得のプロセスはまず雇用者が新聞もしくはインターネット、また雇用者の会社に求人の広告を出し、市場賃金価格ではたらいてくれる、アメリカで働く権利をもつ候補者を探すことから始まります。もし適任の候補者がいなかった場合はじめて、外国籍をもつあなたに、そのポジションに要求される学歴や経験をもとに労働許可書を申請する資格が与えられます。まず、あなたはあなたに喜んで仕事を与えてくれて、移民局からの財政証明や税金に関する問い合わせにも応じてもらえる協力的な雇用者を見つけなければなりません。合法的にアメリカで就労し、グリーンカードを取得するためには雇用者の協力が不可欠です。