サンディエゴタウンがゆく!
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吉野大樹の保険について
06/18/14
山火事と火災保険のお話
サンディエゴは年間を通して温和な気候、日本と比較し自然災害への不安が少ないことも魅力の一つです。しかし、そのサンディエゴにおいて最も注意が必要な災害は「山火事」です!今日は山火事と火災保険のお話をします。これから夏にかけて、ぜひご注意いただきたい問題です。
今年5月に起きた山火事はまだ記憶に新しいことと思います。5月13日カールズバットで発生した火災は、翌日にはサンディエゴ各地に広まり、一時は30か所に達しました。弊社の社員の一人も火災地域に住んでいたため、避難が必要な事態となりました。結局、この火災では死者も発生し、大きな災害となってしまいました。
サンディエゴ南部で発生する山火事は、もちろん気候状況が影響します。火災発生時には猛暑、干ばつ、そして通常は11月に吹く「サンタアナ風」と呼ばれる強風が今年は年間かけて発生していたという悪条件が重なりました。しかし、山火事発生の原因のなんと95%は人為的な原因によって起きるといわれています。つまり、自然状況だけが原因の場合、悪条件が重なることはごくまれですが、ここに人間という常に存在する要因が加わることで、山火事の発生率はより高くなるのです。過去の例を見てみましょう。2007年にサンディエゴで起きた大規模な山火事は近郊で電線が落下したことで着火。約8万ヘクタールを焼く大火災へと発展しました。2009年には80軒の住宅を巻き込む火災が起きましたが、これは草刈機の火花が原因だったと考えられています。そして今年5月の火災では、放火の容疑で2名が逮捕されています。
こうした状況を受け、もちろんカリフォルニア州消防機関(Cal Fire)は住民に野外での習慣を見直すための広報活動を行っています。しかし、火災を緩和するうえで最も重要な問題、すなわち「家をどこに建てるか」という問題は解決とは程遠い状況にあります。今回、山火事について調べる中で、『Fire, Chaparral, and Survival in Southern California (火災、シャパラル、南カリフォルニアで生き抜く方法)』という本に出合いました。著者、Richard Halseyによると、木々が生い茂る丘の上や渓谷など、山火事の被害を受けやすい場所に住宅が建設されることはよくあり、焼失してもまた同じ場所にたてられることがまれではないそうです。せっかくみつけた、見晴らしのよい場所にあるすてきなマイホームも実はそうした物件の一つである可能性はなきにしもあらず、です。
このような山火事の多発場所であるサンディエゴで、皆様の安心した生活をお守りするのが、家屋保険(ホームオーナー保険)や住宅火災保険なのです。これら保険は、火災時のみならず、落雷、盗難など幅広い危険に対して、住宅建物だけでなく 、ガレージ、住宅対の家具設備の所有物をも補償します。さらに、たとえばご自宅が山火事の被害に会い、被災後の住宅修復期間中、どこかホテルなどに宿泊することを余儀なくされた場合、宿泊費等の臨時生計費を保険が補償することができます。
私どもFarmers Insuranceでは、お車保険をお持ちの方が家屋保険・火災保険を追加でお申込みになった場合、コンボ割引として保険料の割引が適用されます。現在、別の会社でお車か家屋保険にご加入中の場合でも、弊社では保険料の見直し、お見積りは無料で行っておりますので、お気軽にご連絡ください。日本語で、保険内容を丁寧にご案内し、また万が一の場合には、常駐の日本人スタッフがきめ細やかな対応でサポートいたします。
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