San Diego Town

サンディエゴ
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サンディエゴタウンがゆく!

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コラム Column

海外生活、国際結婚、子育てを応援するMy Peaceful Family

塚越悦子

夢の話

サンディエゴに住む日本人の中には勉強を目的として来ている留学生もたくさんいることでしょう。彼らは「英語を勉強していずれは○○になりたい」という夢をもってやってきます。いろいろな苦労があっても、夢や目標があるから頑張れる!という部分はあるでしょう。でも、たとえば配偶者の帯同家族としてこちら来ていたり、私のように国際結婚によりサンディエゴに住むことになった人たちには、「あなたの夢は何ですか?」と問いかけられる機会はあまりないかもしれませんね。

6月最初の週にポートランドで出席したイベントで、夢について考える機会がありました。このイベントの詳細については こちらのブログ記事でお読みいただけますが、一言で言うと「型にはまらない生き方」をしたい人々が集まるというものでした。自分の人生と真剣に向き合い、自分なりのやり方で社会に貢献しつつ自分と家族をサポートすることを目標にしている人ばかりで、とても心地よくまた刺激に満ちた週末となりました。

この週末、あるワークショップで隣に座った女性は2歳になる男の子がいるとのこと。「なぜここにいるの?」との問いかけに「今は子供が小さいけど、こういう場にきて刺激を受け続けることは大切だと思ったから」と言っていました。会場にいる参加者それぞれが、ブロガー、著者、起業家、旅人・・・という自分なりの肩書きや表現方法で頑張っています。仕事は持っているけれども、その傍らで副業としてこれらのことをしている方もたくさんいました。

ここサンディエゴにいる身近な友人のことを考えてみても、アメリカに来たばかりで英語もままならなかったところから、「下積み時代」や学生生活を経て、仕事を得るまでになった日本人を何人も知っています。「やればできる」と頭では思っていても具体的な行動が伴わなければ物事は前に進んでいきません。「XXがやりたいんだけど・・・」と考えている人は、まず自分のやりたいと思っていることを既に達成した人を見つけて、その人がどうやったのか?ということを徹底的に調べてみてください。自らの過去の成功体験や、他の人の成功体験は全てリソースとして使えるはずのものです。

また、何よりも「XXができたらいいんだけど」「○○がやりたいなあ」と夢想することはとても大切です。日々の家事や育児、子供の送迎の運転などに追われて毎日が過ぎていくと感じている人は、まず想像力を働かせてその中で遊ぶところから始めてもいいでしょう。「いい考え」が浮かばないと言う前に「たくさんのくだらない考え」を思いつくことから始めてみましょう。また、そうして生まれてくる「ちょっといい思いつき」を言い合ったり、話し合える仲間を作ることです。そうすることで生活にも張りが生まれてきますし、毎日を意欲的に過ごしていくことができます。恋愛から遠ざかっている人が結婚を目標にする前に「恋愛筋肉」を鍛える必要があるように、「夢見ること」から遠ざかっている人は「想像する筋肉」を鍛えていきましょう。「成功する国際結婚の秘訣ブログ」では毎日刺激になるような記事を更新しています。