サンディエゴタウンがゆく!
-
「SD Daruma Inc. 」より都市開発の進展報告が届きました!LGBTQ+の街として知られ、非常に優れた立地にあるサンディエゴ ヒルクレスト。 この歴史ある街は今、大きく変わろうとしています。 2024年7月には、サンディエゴ市長が新たにこの地域に17000...続きを読む
-
留学センター - A.J.I. LLCよりコラムが届きました ~アメリカの大学、金銭面は?【コミカレ②】こんにちは。 前回のブログではコミカレの入学条件が、教科でいうと英語のみで、意外と TOEFLなどの点数も高くなくても入れてしまう、と説明しました。 コミカレとは、正式にはCo...続きを読む
-
ロサンゼルス・オレンジカウンティ今週末のイベント一覧!【11月22日~11月24日】今週のイベント情報をお届けします。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです✨ -------------------------------イベント情報カレンダーは「この日のイベント情報一覧はこちら!」よ...続きを読む
-
サンディエゴ:今週末のイベント!【11月23日~11月24日】今週のイベント情報をお届けします。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです✨ -------------------------------イベント情報カレンダーは「この日のイベント情報一覧はこちら!...続きを読む
編集部おすすめ情報
簡単応募で豪華賞品をゲットしよう!コラム Column
日米の年金と国籍
09/29/23
待ちに待ったWEP誤適用是正の還付金支払い
WEPの誤適用を受けていた方から、SSAから“IMPORTANT-PLEASE READ CAREFULLY”というタイトルで手紙が届いたと連絡を頂きました。
これは2022年7月国民年金に対するWEP誤適用の是正が公表されたことに伴うSSAの対応です。これまで老齢基礎年金(国民年金)に対してWEPが誤適用され、その結果、年金額が不当に減額を受けてこられた受給者の皆さんに対して過去に遡り誤適用分の年金額を算定する為の情報提供を求めるものです。
1.手紙の内容は以下の通りです。
「ソーシャルセキュリティー(SS)の年金額に影響のある最近の決定についてのお知らせです。SSAはJapan’s National Pension(JNP)に対してもはやWEPの対象としません。JNPは居住に基づくもので、勤労に基づくものではありません。SSAはたとえあなたがJNPを受給されていてもEmployee’s Pension Insurance(EPI)を受給していればWEPの適用を継続します。SSAはJNPの受給記録を見直します。もし、あなたがJNPを受給していたら、SSAは米国年金への影響を判断するため、これらの JNP の支払額を WEP の計算から除外します。同封のForm SSA-308 を記入し、可能なら最初の年金受給通知書(コピー可)と一緒に同封の封筒に入れて返送してください。
SSAは1987 年 12 月か減額された最初の月のいずれか遅い時点まで遡って
年金額を調整し、支払われるべき追加の給付を行います。」以上です。
2.JNPの定義を説明します。 日本の年金制度はすべての加入者に共通する国民年金(Basic Pension基礎年金、老齢基礎年金とも呼ばれる)の1階部分と厚生年金(Employee’s Pension Insurance 老齢厚生年金とも呼ばれる)の2階部分で構成されています。厚生年金受給者は、1階部分の国民年金と2階部分の厚生年金を受給します。この1階部分の国民年金もWEP適用外であることが確認されました。厚生年金受給者が受給する1階部分の国民年金もWEP適用外です。ですから今回還付金の受給対象者は国民年金の受給者だけでなく厚生年金の受給者もその対象です。
3.WEPの減額金額は毎年発表される最大減額月額(2023年$557.50)か日本の老齢厚生年金月額の半分かいずれか低い金額です。通常は、SSAのウエブサイトの“WEP Calculator”にアクセスすれば減額金額をチェックできます。
https://www.ssa.gov/benefits/retirement/planner/wep.html
4.Form SSA-308 記入方法と注意事項
Form SSA-308の記入方法と注意事項については、在日米国大使館のHPで日本語で詳しく説明されていますので是非ご参考にされてください。
https://jp.usembassy.gov/ja/services-ja/social-security-ja/wep-ja/
なお日本在住の方は記入済みの書類と証明書等は日本大使館宛てではなく、米国に直接送付するよう呼び掛けていますのでご注意下さい。
5.根拠書類
日本の年金の受給開始時の年金額の根拠書類は、米国在住者であれば年金送金毎に郵送される“国民年金・厚生年金送金通知書”のコピーです。WEPによる減額計算の根拠となる支給額は、同通知書記載の厚生年金(Employees’ Pension)の支給額(2か月分)の半分(1か月分)です。
日本在住者であれば毎年6月に送付される“国民年金・厚生年金保険 年金額改定通知書”のコピーです。WEPによる減額計算の根拠となる支給額は、同通知書記載の厚生年金支給年額の12分の1(1か月分)です。
6.SSA提出用年金支給月額(1か月分算出)の根拠書類
これまでSSAに送金通知書記載された支給額が1か月分と誤認識され、WEPによる減額が過大になるケースが発生していました。そこで在日米国大使館を通じて日本年金機構に送金通知書記載支給額は2か月分との記載をお願いておりました。9月に同大使館から日本年金機構HPに以下の注記を記載した旨、連絡を頂きました。
*In principle, pensions are paid for two months in even-numbered months (February, April, June, August, October, and December).
日本の年金支払い方法が年6回偶数月に2か月分纏めてされることを証明する為には上記注記を日本年金機構のHPからプリントアウトしてSSAに提出してください。
同HPのリンク並びに注記の記載場所は以下の通りです。
https://www.nenkin.go.jp/international/japanese-system/employeespension/employee.html
「Benefits」の欄の「Revision of the pension Amount」に上記注記があります。