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Alpha Dental歯科医院
04/29/21
インプラント
インプラントとは歯が失われた部分の顎の骨に埋め込む歯の根に代わるもののことで、人工歯根とも呼ばれます。このインプラントの上に土台を立て、人工歯をかぶせるため、審美性にも優れ、また天然の歯と同じように咬むことができます。
インプラントは、フィクスチャー、アバットメント、人工歯、3つの部品で構成されています。まず、顎の骨に穴を開け、生体組織となじみが良く、強度のあるチタンなどでできたインプラント体(フィクスチャー)を埋め込みます。インプラントが骨の中でしっかりと接合されるまでの治癒期間を設けます。治癒期間はインプラントを埋めた部位や骨の質など、個人差がありますが、約2-6ヶ月かかります。又、この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活に支障はありません。その後、インプラントに土台(アバットメント)を立てて、人工歯(クラウン)をかぶせます。
インプラントは口腔内の診査やレントゲン撮影によって骨の状態を確認し、骨のある部位に確実に埋め込めるように、模型上でドリルのガイド(ステント)を作製することにより、正しい部位に確実に埋め込めます。その際、あごの骨がインプラントを埋め込むには薄過ぎる場合は、人工骨を当てて厚みを出す必要もあります。
サイナスリフト / ソケットリフト
上顎臼歯部の上部には上顎洞(上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分)がありますが、人により洞底線が下方まで伸びているため、インプラント体埋入に必要な量の骨が確保できない場合があります。
上顎の奥歯に相当する場所に骨の高さが不足し、上顎洞までの骨の厚みが1-3ミリしか無い場合は、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞から剥離して挙上、その挙上によってできたスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植する事により上顎洞底線の位置をあげ、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを獲得するサイナスリフト方法が行われます。
サイナスリフト
ソケットリフト
また上顎洞までの骨の厚みが、3mm~7mmの場合はインプラントを挿入する穴を開ける時、上顎洞までわずかに骨を残します。その穴に、骨移植材を詰め、移植材を介して、わずかに残した骨を上顎洞方向に押し上げるソケットリフト法が行われます。
ソケットリフトは、サイナスリフトと同様に上顎洞底挙上術ですが、インプラントを埋入する部分から押し上げるので、傷口が小さくて済むということです。
インプラントの普及に合わせてインプラントを利用したオーバーデンチャーも増えています。 インプラント義歯は、インプラントを固定源として入れ歯を装着するという治療法で、少ないインプラントの数で大きな効果を発揮できます。
現在考えられる治療法の中では最も入れ歯をしっかりと固定することができ、咀嚼能率(ものを噛む能力)の回復が最も良く、義歯ががたつくことにより発生する痛みなども大きく軽減させることができるなど、多くのメリットがあります。
インプラントはむし歯にはなりませんが、天然の歯と同じように歯槽膿漏(歯周病)の様になることがあるので、定期的にかみ合わせや歯肉の状態を歯科医院でチェックを受けることが良好な治療経過を得るためには不可欠です。またインプラントは現在では良好な予後が得られています。しかし健康状態によってはできない場合もありますので、必ずインプラント専門医にご相談ください。
1、全身的な疾患がある人
高血圧や糖尿病の人、また抗凝固剤のように血を止まりにくくする薬を服用中の人、 心筋梗塞、脳梗塞のように発作から6ヶ月は歯科の観血処置(血の出るような処置はしてはいけない場合もありますので、何か疾患を持っている人は、必ず事前にご相談くださいとお話しておきます。
2、ひどい歯周病の人
いくらしっかりしたインプラントを埋め込んでも。きちんと歯磨きができない人は、すぐにだめになってしまいます。ひどい歯周病の人は、きちんと歯磨きができて、歯周病を改善してから手術を行う必要があります。
3、インプラントを埋め込む骨の厚みが足らない人
インプラントはだいたい直径3~4ミリで長さは10ミリ前後、ネジくぎのようね形状のものですので、骨に厚みや高さがなければうまく埋まりません。一般的に上顎は下顎に比べて骨が柔らかく前歯部以外では骨の厚みが足らない場合が多いそうです。やはり基礎となる骨がしっかりしていることが第一条件です。
4、神経の位置が歯茎から近い人
下顎の骨の親知らずのあたりには、下歯槽神経と言う神経が通ってます。この神経は骨の中を通り、前から5番目の歯の根あたりの穴(オトガイ孔)から外へ出てきて。下の唇や、その周りの皮膚の感覚を支配している大事な神経です。下歯槽神経やオトガイ孔が近くにある場合はインプラントが入らない場合もあります。
5.へビースモーカー
喫煙は唾液の量を減らしてしまう作用があります。また、歯周組織の血流も少なくしてしまいますので、感染や侵襲に対する抵抗力が落ちてしまいます。術後の固定が思わしくなかったり、アブセスを作ることもありますので勧められません。
6、歯ぎしり、ブラキシズムのある人
臼歯の咬合力は60Kgとも100Kgともいわれてます。無意識のうちこのような力が人工物にかかることは想像しただけでも怖いものがあります。このような患者さんはマウスピースを必ず夜間装着していただきます。