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コラム Column

Alpha Dental歯科医院

サンディエゴ ラメサ 歯科 アルファ デンタル

サンディエゴ ラメサ 歯科 アルファ デンタル

カテゴリー:健康
4276 54th Place., Suite D, San Diego, CA 92115
TEL: (619)997-0606

親知らず


親知らずは噛むのに使われないことがほとんどで、上下左右4本とも抜いたほうがよい場合が多いようです。(親知らずが先天的にない人や、抜歯の必要のない人もまれにいます。)噛むのに使われない親知らずを放置すると、次のような問題点があります。

1、腫れたり、痛むことがある

はえるための十分なスペースがないために、斜めに傾いてはえたり、横向きにはえたり、骨や歯肉の中に埋まったまま出てきません。その結果、親知らず手前の歯の歯肉の隙間から細菌が進入し、炎症を起こして、ある日突然、激痛や腫れを引き起きします。 原因となる親知らずを抜かない限りは炎症が繰り返えされ、時に重症化し、顔面や下顎の激痛が起こったり、口が開かなくなり、食事が困難になることがあります。 

2、親知らずやその手前の歯が歯周病やむし歯になりやすい。

現代人は顎が細いので、細いところに生えてきた親知らずは歯磨きがしにくく、斜めや横になっている場合には、その境目が磨けないため、手前の歯まで歯周病やむし歯になり、だめになってしまうことが多いのです。たとえ親知らずが他の歯と同様に完全に生え出たとしても、一番奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、みがき残しが多くなり、虫歯になってしまいます。

3、歯並びが悪くなる。

横に生えた親知らずが前に向かって進もうとするため、手前の歯が押されて、その力が前歯に集中し、前歯が重なり、歯並びが悪くなることがあります。 

アメリカでは親知らずの抜歯の重要性が高く、二十歳前後に自発的に抜いています。これは、親知らずの手前にある第二大臼歯を虫歯から守り、長期的な歯や歯茎の健康維持を目的とします。また高校生ぐらいの年齢ですと、親知らずの根が完成していないため、比較的簡単に抜けるケースが多いです。

親知らずを抜くというのは、一般的な治療とは少し異なります。長年、一般の治療をしている、ベテランの先生でも抜いた経験は少ないこともあります。簡単な抜歯の場合は一般歯科でも行ないますが、ほとんどは口腔外科で行ないます。 
アルファ歯科では、歯の大部分が骨の中に埋まっていたり、横向きに生えている難しい抜歯も口腔外科へ紹介することなく、当院で抜歯できます

大学受験や大事な試験の時期に痛み出さないように 早めに歯科医と相談され、夏休みなどに計画的に抜歯をされることをお勧めします。