San Diego Town

サンディエゴ
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ストリートアート・イベント特集

ストリートアート・イベント特集
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年間を通して気候の良いサンディエゴの夏も終盤にさしかかりました。
みなさんはいかがお過ごしですか。

サンディエゴには、美しいビーチやゆったりと出来る公園、博物館や美術館などの施設がたくさんありますが、実はここサンディエゴには個性的な芸術作品があちらこちらに存在しています。行列や入場券の心配をする必要がなく、ご自分のペースでゆっくりと散歩をしながら、芸術作品を間近で楽しんでみてはいかがでしょうか?

今回は、サンディエゴのアート作品の数々と、それにまつわるイベントをまとめてみました。意外なアートとイベントを通して、サンディエゴの新しい一面を発見してみてください。

Chicano Park

コロナド橋の下に位置する公園、チカーノ・パーク。近くには、メキシコ系アメリカ人とメキシコからの移民が多く住んでいるため、アメリカとメキシコの文化が入り混じった独特な雰囲気を楽しめる公園です。

コロナド橋の柱には、フリーウェイを運転しながらでも見えるほど大きく絵が描かれており、メキシコ人の祖先と信じられているアステカ人やその神話に関する文化がそこから感じ取れます。

驚くほど詳細に描かれたこのストリートアートは、公園のいたるところにありますので、その違いを楽しみながら、公園でのんびり過ごすのもいいですね。

また、バリオ・ローガンの付近にも美術館はいくつかありますので、そこまで足を伸ばしてみるのも楽しいかもしれません。
(地図はこちらを参照してください)


コロナド橋のストリートアートを楽しんだ後は、近所で人気のスーパーマーケット「Northgate Gonzalez Market」でちょっとつまみ食いがおすすめです。

このスーパーにはメキシコの家庭料理が楽しめる「コシーナ」で、気軽にメキシコの家庭料理はいかがでしょうか?

また、サンディエゴで、一番種類の多いサルサバーがあるメキシコ風パン屋さんで、珍しい味のサルサチップスに挑戦してみてください。

このスーパーには、メキシコ特有のサトウキビから作られた砂糖を使って作られたコカ・コーラも販売されていますので、一般に発売されているコカ・コーラと飲み比べをしてみるのも面白いかもしれません。

こちらのスーパーマーケット「Northgate Gonzalez Market」の住所はこちらをご参照ください。

Writerz Blok

サンディエゴには、アメリカで唯一、ストリートアートが合法的に現代美術として認められている公園があります。それがこのWriterz Blok。ここでは、ストリートアートが実際に描かれているのを見ることが出来るのはもちろん、近くの塗料庫でペンキを購入すれば、壁にご自分で絵を描くことも出来ます。公園内で描かれた作品のほとんどが24時間以内に変わってしまうので、いつでも新しい作品を見るとこができるのも面白いところです。

また、近くのグラフィックアートセンターでは自分が壁に描いた作品を印刷してTシャツや帽子、マグカップなどを作ることが出来るので、ご自分の作品を記念に残すこともできます。

絵を描く自信が無い方でも、コツが学べるワークショップが開催されていますので、体験学習してみるのもいいかもしれません。

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マウスをご自由に動かして周辺の様子をご確認いただくことができます。

UCSD Stuart Collection

駐車料金: 45分 $1
        1日 $8

UCSDこと、University of California San Diegoは、その広大な校内に様々な芸術作品があり、大学内を散歩しながら見て回れます。

なかでも最近公開された、屋上の隅にちょこんと乗っかるようにして建設された一軒家には火曜日と木曜日限定で中を見学することも出来ますので、行かれてみてはいかがでしょうか?


U.S. Sand Sculpting Challenge & 3-D Art Exposition

日時: 9月1日 ~ 9月4日
    午前9時 ~ 午後5時
    午前9時 ~ 午後7時(9/2土)

当日券: $10(大人)
     $ 7(12歳以下の子供、ミリタリー、62歳以上)
     無料 (ストローラーに乗っている幼児)
お得な前売り券はこちらから(8/15までに購入の料金です)

4日券: $18(大人)
     $12(12歳以下の子供、ミリタリー、62歳以上)
     無料 (ストローラーに乗っている幼児)


「サンド・ディエゴ」を見に来ませんか?

目を疑うほどの立体的で素晴らしい砂のアートが多く展示されるこのイベントは、訪れる人々を毎年魅了してやみません。今年のイベントには、アメリカの国際的な砂の芸術家が参加予定で、すでに注目を集めています。

また、イベント中は、砂で作られたアートを楽しむだけでなく、宝石等を扱った作品を買ったり、会場に設置されたフードトラックで様々な料理を楽しむことも出来ます。

Queen Califia's Magical Circle Garden

Queen Califia's Magical Circle Gardenは、フランス出身の世界的芸術家、ニキ・ド・サンファルの作品が集められた公園です。

カリフォルニア州の名前の由来と同じく、アマゾン伝説の中に登場する女王「カリフォア」にちなんでこの公園の名前がつけられたそうです。この公園に展示されている多くの作品は、アメリカ先住民のモザイク石画の影響を受けており、カリフォルニアに生存する動物に関する伝説の数々や、その歴史が作品に表されています。

まるで迷路のような公園の構造と、ユニークな芸術作品の数々で、きっとニキ・ド・サンファルの世界に魅了されてしまうでしょう。

また、こちらの公園に行く途中に、18番ホールのディスクゴルフ所もありますので、近くのスポーツショップでディスクを借りて、ディスクゴルフも楽しんでみませんか?



Market Creek Plaza

一見、普通のスーパーマーケットに見えるこのショッピングセンターですが、実は周辺住民と共同で建設計画され、このモール内に描かれた数多くの芸術作品の多くが地元の画家たちによって描かれており、その地域性が色濃く出た芸術作品を楽しむことができます。



フードコートやスーパーには、近所に住んでいるラオス、スーダン、ソマリア、チャモロ、サモア、アフリカ系アメリカ人、そしてアメリカ先住民のルーツや文化を垣間見ることができる作品をご覧頂けます。

Murals of La Jolla

ラホヤ周辺地域では、2010年以来市民の社会的思想を高めるために、広告に用いられるビルボードには、メッセージ性の高い芸術作品を掲示してきました。そしてこの作品たちから、周辺住民が何を考え行動しているかを読み取ることが出来るのです。



上の作品は、日本人の画家ガジン・フジタさんの作品です。

住民のメッセージが伝わる、ユニークななこのエリアに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。エリアマップ

Makers Quarter

メーカーズクオーターとは、アーティスト、企業家などの地元住民が作る街の活性化を図るコミュニティ。

最近目まぐるしく変わるイースト・ヴィレッジ周辺のお店や駐車場の壁には、たくさんのストリートアートがあります。街中に溶け込んでいるストリートアートの数々は、思わず立ち止まって記念写真を撮りたくなる、メッセージのこもったユニークアートです。



SILOにも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。そこにある屋外のワークスタジオでは、実際に絵を描いている画家とお話をしたり作品を見せてもらったり出来ますので、画家になったような気分でストリートアートを楽しむことが出来ます。



掲載日:08/28/17 記者:Summer Love

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