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暮らし・生活 | 交通手段
サンディエゴのバス
バス
サンディエゴでは、車以外の交通手段として、MTS(Metropolitan Transit System)が運営するバスと、Trolleyという電車があります。MTSのバスでは、ダウンタウンから郊外まで様々なルートがあり、非常に便利です。しかし、サンディエゴに来たばかりの方、また普段車を使用している方にとっては、分からないことが多いと思います。そこで、ここではまずバスの乗り方や注意すべきことなどを紹介していきます。
バスの料金
(2022年6月現在)
- 一般ルート:$2.50
- MTS急速(Route 215):$2.50
- MTS快速急行プレミアム(Routes 280, 290):$5
- 5歳以下:無料
です。アメリカでは、日本と違いどこまで乗っても料金が変わりません。また、このパスとは別に、One Day Passという一日にバスとTrolleyが乗り放題のパスがあります。One Day Passは$6で、2回以上バスやTrolleyを乗る場合は、このパスがオススメです。ちなみに、Trolleyは、一回の乗車で$2.50です。しかし、バス停では、初めてOne Day Passを購入する方は購入できないので注意が必要です。詳しくは、下記のPronto Cardをご覧ください。
Day Passを数日分まとめて購入できるサービスもあります。このサービスにはProntoというカードを使用します。まとめて購入する日数が多い程、料金もお得になるので便利です。
詳しいバスの料金やルートについては、MTSのサイトをご覧ください。
バスの乗り方
乗る際には、バスの前の入口から入り、お金を機械に入れます。また、Prontoカード/Prontoアプリなどを持っている場合は、専用の機械にスキャンします。
バスに乗る際に気をつけるべきは、
- 数分前からバス停で待機する
アメリカでは、バスが早く来て早く出てしまうなんてこともあります。バス停を調べたら、数分前から待機するようにしましょう。反対に、バスがかなり遅れることもあります。30分~1時間なんてこともあるので、余裕を持って到着できるバスを選びましょう。
- バスが来た際は、運転手に乗る意思をしっかりと見せる
運転手は、バス停の人が自分のバスに乗るつもりがないと判断した場合、停まらずに行ってしまうこともあります。しっかりと乗る意思を示しましょう。近づいた際にクラクションを鳴らす運転手もいるので、手を挙げるなどして答えましょう。
- バスでは基本お釣りが出ないので、事前に準備しておく
また、バスではお釣りは出ません。お釣りの無いようにしっかりと準備しましょう。もし10ドル札や5ドル札しかない場合は、周りの人に1ドル札に交換出来ないか聞いてみましょう。
下車の方法
下車したいバス停の手前になれば、席の周りにある黄色い線を引っ張ります。これで、運転席近くにある電光掲示板が光れば大丈夫です。また、アメリカではバス停が通りの名前で呼ばれており、自分の降りたいバス停が分かりづらい場合もあります。こんな時は、運転手に降りたい場所をMapなどを使って事前に言っておきましょう。運転手は親切な方ばかりで、そのバス停に着いた際に言ってくれます。降りる際には、Thank you!と言いましょう。
運行時間について
サンディエゴのMTSが運営するバスは、基本的に平日、土曜日、日曜日と休日で運行時間が異なります。また、平日だけ、週末だけ運行するバスもあるので、調べる際は注意が必要です。
運行時間ですが、サンディエゴのバスは平日では10pmすぎ~12amまで運行しているバスがほとんどですが、日曜日と休日では、6pm辺りが終バスと、早くなるので気をつけましょう。
- バスの運行が遅れて、乗り継ぎの終バスに間に合わないことも
例えば、11:00pmの乗り継ぎの終バスに乗るように、10:50pm着のバスに乗った場合、そのバスが遅れて11:05pmに着くなんてこともあります。
日本ならば、終電や終バスが待ってくれることもありますが、アメリカでは時刻になれば行ってしまいます。終電、終バスを選ぶ際は、タクシーなども考えておくようにしましょう。ただし、終電、終バスが遅れていることもあるので、実際に着くまでは分かりません。この場合は、MTSが提供するバスのアプリが使えます。現在のバスの運行状況や時間をリアルタイムで配信してくれるので便利です。
Pronto Card
Pronto Cardとは、MTSが提供するsmart cardです。一日中乗ることができるDay passをカードにチャージすることができ、あとはバスまたはTrolley乗車時に専用の機械にタッチするだけで乗ることが出来ます。
- One Day pass:$6
- Monthly pass:$72
このPronto Cardの購入やチャージは、Trolleyの駅にあるTicket Vending MachinesやオンラインのWebsite、また直接お店で買うならMTS Transit Store、NCTD Customer Service Centerなどで購入できます。(詳しくはこちら)
初回料金には、パス料金にプラスしてこのカード自体の料金$2が加わります。一度カードを購入すれば、そのカードにDay Passをチャージできます。なので、One Day Pass購入した後は、Pronto Cardは捨てないように気をつけましょう。
購入、チャージ方法ですが、
Store:直接買いに行くなら、ダウンタウンにあるMTS Transit Storeがオススメです。
Ticket Vending Machines:Trolleyの駅などにあるチケット発券機で購入、チャージができます。初回購入時は、画面の"I need a pronto card"という方を選べば、pronto cardの購入もできます。
Website:オンラインでも購入できます。ただし、購入したパスが適応されるまで、3日間かかります。
Pronto App:専用アプリをインストールすれば、その場でパスを購入・使用できます。
Google Playからのダウンロードはこちらから≪
Apple Storeからのダウンロードはこちらから≪
Pronto Card購入、使用の際に注意すべきこと
- バスでは、One Day Passのチャージしかできない
バスの中では、One Day Pass分の$6で、一日分のパスをチャージすることしか出来ません。Pronto cardを購入することも、数日分チャージすることも出来ません。もし、初回で購入したい方や、数日分を購入したい方は、Trolleyやお店、オンラインで購入する必要があります。
- 盗難や、紛失に備えて、オンラインや電話でカードを登録する
Websiteや電話で、カードを登録することができます。カードを登録しておけば、盗難や紛失の際、残りの日数を新しいカードに移動してもらうことができます。登録方法などは、MTSウェブサイトをご覧ください。